株式会社azuki(以下:azuki)が開発、販売する「PlayS(プレイショーツ)」は、アスリートをショーツで支えるというポリシーのもと、スポーツ界の生理課題の解決に取り組んでいる。

azukiは、PlaySを通して生理用品が与える競技への影響の改善とともに、学校やチームを訪問し説明会等を実施することで、生理コンサルも行っている。

女性選手にとって、競技と生理は切り離せない関係にあるのは間違いなく、大事な試合と生理が重なってしまったかどうかを、PlaySサポートアスリートを対象にアンケートを取ると、実に90%近くが「ある」と回答している。

また、練習中・試合中に生理用品で困ったことや不快に感じたことがあるかのアンケートでは、85%が蒸れ・ズレ・漏れ・かぶれ等を理由にあげ「ある」と回答している。

アスリートのパフォーマンス向上を考慮したウェアや靴等の研究や開発はすでにかなり進んでいて、競泳であれば「レーザー・レーサー」等のいわゆる高速水着は規制されているものもある。

そんななか、それらと比べると進歩が少ないのがこの分野である。
日常生活においても不快に感じる瞬間がある中、競技シーンという、感覚やちょっとした環境の変化が大きく影響するアスリートのパフォーマンスに、肌に直接触れるものであるショーツの改革は、必然であると言える。

武庫川女子大学運動強化クラブ14部160人を対象にしたアンケートでは、160人中159人がナプキンを使用(ナプキンのみは117人73%)、タンポン25%、ピル3%という回答だった。

ナプキン
蒸れ・ズレ・かぶれがある、ベストではなくベターという選択
タンポン
使いづらさや抵抗感
ピル
抵抗感、リスクを考える、時間がかかる

それぞれに上記のような問題がある。
吸水ショーツが生理のすべてを解決できるわけではなく、むしろ問題の一部分しか解決できないかもしれないが、ポイントとしては、履くだけで合う合わないがすぐわかる手軽さ、そして、試すこと自体も手軽であることが挙げられる。

長期的に向き合う問題だからこそ、手軽に試すことができる、手軽に使える、といった部分は非常に大きなポイントだろう。

この吸水ショーツPlaySと生理コンサルというazukiの取り組みにより、女性アスリートの悩みの解決、パフォーマンスの安定や向上等はもちろん、より身近な問題として世間に認識されるだろう。

■会社情報
社名:株式会社azuki
設立:2013年11月6日
代表者:代表取締役 坂上 大介
所在地:大阪府大阪市北区豊崎3-15-5TKビル2F
URL:https://www.azuki.site/